2017年01月

今年のファイブボローはあいにくの雨。降ったり止んだりかなと思っていましたが、ツァーの間中ずっと降りっぱなし。ときたま雨あしが激しくなることも。

途中からはもう、ツァーを楽しむというよりも早くゴールインしてゆっくりしたいという気持ちが先に立ち、レストストップで休憩するのももどかしく一路ゴールを目指します。フェリーの中でほっと一息ついたときは、周りを見るとみんな濡れネズミ。まあ、こういうこともあります。

写真を撮る余裕なんてまるでなかったのですが、幸い主催者側が何枚か撮影してくれました。

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▲ニューアーク、WTC行きのパストレインを待っています。

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▲スタート前。黄色いポンチョが筆者 

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例年、自転車シーズンの最後を飾るツール・ド・ブロンクスに今年も参加しました。当日はやや風が強く、最低気温は摂氏3度。朝10時半と他のツァーと比べてかなり遅いスタートですが、それでもかなり寒く、みんな防寒具を着ての参加です。

25マイルと40マイルの2つのコースがあり、私は40マイル(実測では45マイル)の方を走りました。 40マイル・ツァーはブロンクス・カウンティ・ビルディングを出発し、ほぼ南の海岸沿いを東進してニューヨーク州立大学のMaritime Collegeへ。さらにそこからシティ・アイランド、オーチャートビーチまで北上します。次に西に向かい、Van Cortlandt Parkを経由してハドソン河畔に至り、さらに反転してニューヨーク植物園にゴールイン。ほぼブロンクスを一周する45マイルです。

コースの前半はフラットな道が多いのですが、後半に数多くの坂道が待っています。最初調子に乗って飛ばしていたら、後半はぐっと疲れが出てずいぶんペースが落ちてしまいました。もちろんタイムレースではないので、速い遅いは関係ありませんが。

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▲ツァー開始前、ブロンク市庁舎前で

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▲ブロンクスYMCAで最初のレストストップ

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▲遠くに見えるのはThrogs Neck Bridge

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▲ニューヨーク州立大学海洋カレッジのキャンパスを走ります。向こうに見えるのはThrogs Neck Bridge

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▲こんな自転車も参加しています

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▲夏の週末は車で満杯になるオーチャードビーチの駐車場も、さすが10月になるとガラガラ

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▲Woodlawn Cemetery。この辺りから坂道が多くなります。

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▲ニューヨーク植物園にゴールイン

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前日の大雨から一転してこの日は良い天気。愛車のDahon Jackに乗ってセントラルパークの北に5時45分に到着。事前に申し込みをしていなかったので、さっそく登録を済ませ、スタートを待ちます。まだ夜明け前ですが、サイクリストが続々と集まってきます。100マイルのスタートは6時。夕方の6時までにゴールインしなければならないので、与えられた時間は12時間。途中レストストップで何度か休憩するとして、1時間を割り引いても、時速9マイルで走り続ければ時間内に100マイルを完走できることになる(....と安易に考えていました)。

途中できるだけ時間のロスを避け、一定の速度で走り続けることを心がけたので、今回は写真がほとんどレストストップで撮ったものだけになってしまいました。

朝の6時になると列の先頭から徐々にスタート。まだ夜が明けきらぬ中、110th Streetを西に向かいます。とにかく今回は長丁場なので最初からマイペースで走ります。

 ところがブルックリン橋で早くもアクシデント。数日前にウォーターボトル用のブラケットを新しいものに替えたのですが、これが少しルースだったらしく道路の凹凸で車体がジャンプしたときにウォーターボトルが飛び出して車道に落ちてしまいました。 車道へ降りるのはあまりに危険で、近くにいたボランティアの人からも止められました。 水の補給をどうするか、とにかく次のレストストップまで行って考えようと出発。ところがしばらくして誰かが落としたウォーターボトルを見つけ、これ幸いと拝借することに。その後ウォーターボトルが落ちているのを何度も見かけて、こういうヘマをするのは私以外にもたくさんいることがわかりました。

 それにしても100マイルは長距離です。 最初は軽快に走り続けていましたが、30マイルを過ぎた辺りから確実にペースが落ちてきました。またツアーのルートは市街地が多く、信号待ちが頻繁に発生します。当初は余裕を持って平均時速11マイルを予定していましたが、どうもこの様子だとちょっと無理かも。

2時半に71マイル地点のアストリアパークに到着したときは、疲れ果ててしばしの休憩と芝生の上にゴロリ。横になると、あら不思議。疲れを癒すつもりが、疲労がいっそう押し寄せてくるようです。ここまでで8時間半もかかってしまった。あと30マイルを3時間で走れるか?死ぬ気でやればできないことはないだろうが、明日は朝からどうしても休めない仕事もあるし....ということで意を決し、Randalls Islandの分岐点で75マイルコースを取ってマンハッタンへ向かいました。100マイルコースを目指すライダーはここからブロンクスへ向かいます。

セントラルパークにゴールインしたときは、フィニッシュラインにいた人たちが拍手をしてくれたのがとても嬉しかったですね。100マイルは完走できませんでしたが、75マイル(120 km)は今までの最長距離。十分な満足感がありました。

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▲夜明け前のCentral Park

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▲そろそろ夜が明け始めました。まもなくスタートです

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▲最初のレスト・ストップはブルックリンのプロスペクトパーク

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▲二番目のレスト・ストップはジャマイカ湾に面したカナーシー・ピア

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▲第四のレスト・ストップはクイーンズのアストリアパーク。スタートから71マイルの地点です

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▲Triborough Bridgeでは自転車を担いで階段の上り下りを何度も繰り返さなくてはなりません

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▲セントラルパークにゴールイン

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今回はペンシルバニア州、Bucks CountyのWarringtonまで遠征しました。自宅から車で約1時間30分。州都フィラデルフィアの少し北に位置しています。
 
Lake Nockamixon Centuryには25マイルから107マイルまでのコースが用意されていますが、私が参加したのは50マイルツァー(実測50.6マイル)。それでもコースは起伏が結構あってかなり大変でした。8時半に出発。各レストストップで休憩を取ったので、ゴールインしたのは2時少し前。5時間半もかかってしまいました。
 
Bucks Countyはあたり一面に農場や牧場が広がる典型的なペンシルヴァニアの田舎町。またツァーのハイライトであるNockamixon湖は森に囲まれたとても美しい湖でした。普段町の中ばかり走っているので、たまにこういう緑が広がる田園風景の中を走ると心洗われる思いがします。
 
ツァーのコースは全て一般道ですが、交通量は余り多くなく、ニューヨークなどとは違ってアグレッシブなドライバーに出会うこともありませんでした。途中なぜか左足のふくらはぎが軽い痙攣を起こし、自転車を降りてマッサージしていると、通りかかった車のドライバーが窓から顔を出して「大丈夫か?」、さすが大都市とは違うと妙に感心したりしました。

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▲スタート地点のCentral Bucks South高校

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▲第1レストストップ、Ralph Stover州立公園

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▲Tohickonクリーク

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▲Nockamixon湖

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▲Nockamixon湖畔の第2レストストップ

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▲Schwenkmill Roadの長い上り坂

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▲Galena湖

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▲Galena湖畔の第3レストストップ

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Tour De Brooklyn、Tour De Bronxの人気に刺激されて、今年からTour De Queensが始まりました。第一回のためか参加人数は500人まで。受付開始後、あっという間に規定数に達して締め切られてしまいました。
 
ツァーは公称25マイル(実測22.3マイル)。Tour De Brooklynなどと同じ、パトカーが先導する方式です。赤信号でも気にせずに走れる反面、集団があまり広がり過ぎないように要所要所でストップするため、ちょっとイライラすることも。特にこの日は気温が34度(もちろん摂氏です)にも達し、炎天下でじっと待たされるのはたいへんでした。
 
9時半にFlushing Meadow Corona ParkにあるQueens Museum前をスタートしてQueensの西北部をほぼ一周。 クイーンズの西部へ自転車で出かけることは普段ほとんどないので(自転車専用道路が少ないので)、今回は新鮮な体験ができました。

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▲早朝のシェア・スタジアム駅

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▲Queen Museum前に集合

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▲ツァー開始

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▲Astoria Park

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▲Queens Bridge Park

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▲Gantry Plaza State Park

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▲R495を越す跨道橋

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▲とにかく暑い。汗だくでゴールイン

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